2018年10月04日

沖縄のこれから

沖縄のこれからはデニーさんを応援する会のみなさんの発言を聞いていると希望に満ちたものを感じました。
きっと日本の民主主義も取り戻す原動力になると思います。

辺野古ブルーの方々と勝手連しました。
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ひやみかち、うまんちゅ集会で聞いたことをまとめてみました。

●翁長知事の未来への確かな遺言は「イデオロギーよりアイデンティティ」
イデオロギーとは、考え方 思想信条。分け隔てすることなくお互いを尊重しても「イデオロギー」だけではどうしても解決できない問題がある。その時、お互いを理解するのが「アイデンティティ」。つまり「沖縄のためなら、沖縄の将来のことなら、沖縄の子ども達のためなら」と思想信条を乗り越えて、保守も革新も関係ない、富める人も貧しい人も関係ない。みんなで一つになって大きな力を発揮し、今、沖縄が置かれている困難ー政府からの言いなりになるーから沖縄のことは沖縄で決める「沖縄の自己決定権」を確立しよう!という運動です!

政府の押しつけには従えない。そのために補助金は大幅な減額。
それでも負けておれない。
翁長知事は3つのことを重点的に沖縄県政の政策を進めた。

●翁長雄志知事の実績 

★平和・・・沖縄戦の教訓 @軍事基地のあるところが狙われる A軍隊は住民を守らない B命が一番 を知っているから新基地を造ることは許せない

*普天間基地の閉鎖・撤去、県内移設断念、オスプレイ配備撤回を強く求める
沖縄41市町村長の署名押印をそろえ建白書で大同団結
*あらゆる手法を駆使し、辺野古に新基地は造らせない
辺野古埋め立て承認撤回
*「日本の安全保障は国民全体で考えるべき」と全国知事会に働きかけ、全国知事会はこれに答えた
*日米地位協定の改定への働きかけ

★自立・・・沖縄の自立のためには米軍基地は、沖縄経済発展の最大の阻害要因で ある。基地建設とリンクする経済振興策は、将来に大きな禍根を残す
   ・基地の経済依存割合は返還前50%から現在は5%
*沖縄の不条理を知ってもらうために
・ジュネーブの国連人権委員会で沖縄の基地問題を訴え
・4回渡米し、上院で在日米軍の基地問題への理解を求めた
*経済を自立させるために積極的なアジア外交
 アジア経済戦略構想・・・アジアの国々とともに沖縄の経済をさらに発展させる
   ・中国・台湾・シンガポール・香港などを訪問
   ・観光客717万人から958万人(外国客 98万人から269万人  2.73倍に)

★共生・・・みんなに開かれた対等な付き合い
*国に先駆けて独自に子どもの貧困調査・・・3分の1が貧困
*沖縄子ども未来基金を創設・・・子どもの貧困対策を県民運動として展開

本当に素晴らしい知事でしたね。

翁長知事の遺志を継いだ玉城デニーさん。
沖縄のこと、そして日本の民主主義、平和のことよろしくお願いいたします。
デニーさんに任せるだけではなく私たちもともに日本の民主主義のため、こどもたちの未来のために動いていきましょう!

●沖縄のこれから
*沖縄21世紀ビジョンの平和で自然豊かな美ら島などの真の理念を実行する
*大いなる可能性を秘めた沖縄の「ソフトパワー」こそ、成長のエンジンである
*新しい沖縄を拓き、沖縄らしい優しい社会を構築する。
*平和的な自治体外交で、アジアや世界の人々との交流を深める

沖縄には”結マール”(相互補助)や“チムグクル”(温かい思いやり)の伝統があります。今回の沖縄訪問で、『地球村』の非対立を体現したような、お互いを尊重し、歩み寄り、話し合い、助け合い、問題の解決に一致団結して進んでいく県民性を見たように思います。

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中心部交差点までまちジュネ

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2017年12月21日

9条改憲、騙されないために

自民党は20日、憲法改正推進本部の全体会合を開き、「論点取りまとめ」を了承。
来年の通常国会への党改憲案提出に向け議論を深めることを確認した。
焦点の9条は、AとBの2案を併記する。
Aは、 現行の1、2項を維持した上で自衛隊の根拠規定を追加する安倍晋三首相(党総裁)案
Bは、 「国防軍」創設を盛り込んだ党改憲草案をベースに2項を削除する案を併記。
Aの首相案を支持する議員は、公明党などの賛同を取り付ける観点から「より現実的な案」と主張。これに対し、2012年の党草案策定に深く関わった石破茂元幹事長らは、戦力不保持を定めた2項を残したまま自衛隊を明記することは「法的整合性が取れない」との立場で、Bの2項削除案を推している。
意見集約は来年に持ち越した。

これはどちらの案も戦争できる国にすることでとっても危険な憲法改正だ。

国民にはAとBどっちにすると迫って来るだろうが、AもBも選択しないが正解。
AもBも必要ないが正解だ。

自民党の憲法改悪に騙されないためにも憲法とは何かを知る必要がある。

3000万人の署名
『安倍9条改憲NO! 憲法を生かす全国統一署名』にご協力をお願いします。
http://sogakari.com/?p=3112


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2017年12月12日

ノーベル平和賞を受賞したICANの受賞講演

ノーベル平和賞を受賞したICANの受賞講演
授賞式でサーロー節子さんが演説した。
原爆の実態を知り、原爆が必要悪ではな煎ことを知らせ、絶対悪であることを肝に銘じ「死よりも生を選ぶ」者として、核廃絶を進める。戦争に正義なんかない。
核を保有して威嚇することも、その傘の下で安住することも無意味なことを知り、核廃絶だけが私たちの命を繋げる道であることを知り、伝えていく。

素晴らしい歴史に残るだろう演説です。
ぜひ伝えていきましょう。
そして核兵器禁止条約に署名させましょう。

朝日新聞デジタルに掲載された、広島で被爆したサーロー節子さんの講演(全文)より
http://www.asahi.com/articles/ASKDB4H8VKDBUHBI008.html

 皆さま、この賞をベアトリスとともに、ICAN運動にかかわる類いまれなる全ての人たちを代表して受け取ることは、大変な光栄です。皆さん一人一人が、核兵器の時代を終わらせることは可能であるし、私たちはそれを成し遂げるのだという大いなる希望を与えてくれます。

 私は、広島と長崎の原爆投下から生き延びた被爆者の一人としてお話をします。私たち被爆者は、70年以上にわたり、核兵器の完全廃絶のために努力をしてきました。

 私たちは、世界中でこの恐ろしい兵器の生産と実験のために被害を受けてきた人々と連帯しています。長く忘れられてきた、ムルロア、インエケル、セミパラチンスク、マラリンガ、ビキニなどの人々と。その土地と海を放射線により汚染され、その体を実験に供され、その文化を永遠に混乱させられた人々と。

 私たちは、被害者であることに甘んじていられません。私たちは、世界が大爆発して終わることも、緩慢に毒に侵されていくことも受け入れません。私たちは、大国と呼ばれる国々が私たちを核の夕暮れからさらに核の深夜へと無謀にも導いていこうとする中で、恐れの中でただ無為に座していることを拒みます。私たちは立ち上がったのです。私たちは、私たちが生きる物語を語り始めました。核兵器と人類は共存できない、と。

 今日、私は皆さんに、この会場において、広島と長崎で非業の死を遂げた全ての人々の存在を感じていただきたいと思います。皆さんに、私たちの上に、そして私たちのまわりに、25万人の魂の大きな固まりを感じ取っていただきたいと思います。その一人ひとりには名前がありました。一人ひとりが、誰かに愛されていました。彼らの死を無駄にしてはなりません。

 米国が最初の核兵器を私の暮らす広島の街に落としたとき、私は13歳でした。私はその朝のことを覚えています。8時15分、私は目をくらます青白い閃光(せんこう)を見ました。私は、宙に浮く感じがしたのを覚えています。

 静寂と暗闇の中で意識が戻ったとき、私は、自分が壊れた建物の下で身動きがとれなくなっていることに気がつきました。私は死に直面していることがわかりました。私の同級生たちが「お母さん、助けて。神様、助けてください」と、かすれる声で叫んでいるのが聞こえ始めました。

 そのとき突然、私の左肩を触る手があることに気がつきました。その人は「あきらめるな! (がれきを)押し続けろ! 蹴り続けろ! あなたを助けてあげるから。あの隙間から光が入ってくるのが見えるだろう? そこに向かって、なるべく早く、はって行きなさい」と言うのです。私がそこからはい出てみると、崩壊した建物は燃えていました。その建物の中にいた私の同級生のほとんどは、生きたまま焼き殺されていきました。私の周囲全体にはひどい、想像を超えた廃虚がありました。

 幽霊のような姿の人たちが、足を引きずりながら行列をなして歩いていきました。恐ろしいまでに傷ついた人々は、血を流し、やけどを負い、黒こげになり、膨れあがっていました。体の一部を失った人たち。肉や皮が体から垂れ下がっている人たち。飛び出た眼球を手に持っている人たち。おなかが裂けて開き、腸が飛び出て垂れ下がっている人たち。人体の焼ける悪臭が、そこら中に蔓延(まんえん)していました。

 このように、一発の爆弾で私が愛した街は完全に破壊されました。住民のほとんどは一般市民でしたが、彼らは燃えて灰と化し、蒸発し、黒こげの炭となりました。その中には、私の家族や、351人の同級生もいました。

 その後、数週間、数カ月、数年にわたり、何千人もの人たちが、放射線の遅発的な影響によって、次々と不可解な形で亡くなっていきました。今日なお、放射線は被爆者たちの命を奪っています。

 広島について思い出すとき、私の頭に最初に浮かぶのは4歳のおい、英治です。彼の小さな体は、何者か判別もできない溶けた肉の塊に変わってしまいました。彼はかすれた声で水を求め続けていましたが、息を引き取り、苦しみから解放されました。

 私にとって彼は、世界で今まさに核兵器によって脅されているすべての罪のない子どもたちを代表しています。毎日、毎秒、核兵器は、私たちの愛するすべての人を、私たちの親しむすべての物を、危機にさらしています。私たちは、この異常さをこれ以上、許していてはなりません。

 私たち被爆者は、苦しみと、生き残るための、そして灰の中から生き返るための真の闘いを通じて、この世に終わりをもたらす核兵器について世界に警告しなければならないと確信しました。くり返し、私たちは証言をしてきました。

 それにもかかわらず、広島と長崎の残虐行為を戦争犯罪と認めない人たちがいます。彼らは、これは「正義の戦争」を終わらせた「よい爆弾」だったというプロパガンダを受け入れています。この神話こそが、今日まで続く悲惨な核軍備競争を導いているのです。

 9カ国は、都市全体を燃やし尽くし、地球上の生命を破壊し、この美しい世界を将来世代が暮らしていけないものにすると脅し続けています。核兵器の開発は、国家の偉大さが高まることを表すものではなく、国家が暗黒のふちへと堕落することを表しています。核兵器は必要悪ではなく、絶対悪です。

 今年7月7日、世界の圧倒的多数の国々が核兵器禁止条約を投票により採択したとき、私は喜びで感極まりました。かつて人類の最悪のときを目の当たりにした私は、この日、人類の最良のときを目の当たりにしました。私たち被爆者は、72年にわたり、核兵器の禁止を待ち望んできました。これを、核兵器の終わりの始まりにしようではありませんか。

 責任ある指導者であるなら、必ずや、この条約に署名するでしょう。そして歴史は、これを拒む者たちを厳しく裁くでしょう。彼らの抽象的な理論は、それが実は大量虐殺に他ならないという現実をもはや隠し通すことができません。「核抑止」なるものは、軍縮を抑止するものでしかないことはもはや明らかです。私たちはもはや、恐怖のキノコ雲の下で生きることはしないのです。

 核武装国の政府の皆さんに、そして、「核の傘」なるものの下で共犯者となっている国々の政府の皆さんに申し上げたい。私たちの証言を聞き、私たちの警告を心に留めなさい。そして、あなたたちの行動こそ重要であることを知りなさい。あなたたちは皆、人類を危機にさらしている暴力システムに欠かせない一部分なのです。私たちは皆、悪の凡庸さに気づかなければなりません。

 世界のすべての国の大統領や首相たちに懇願します。核兵器禁止条約に参加し、核による絶滅の脅威を永遠に除去してください。

 私は13歳の少女だったときに、くすぶるがれきの中に捕らえられながら、前に進み続け、光に向かって動き続けました。そして生き残りました。今、私たちの光は核兵器禁止条約です。この会場にいるすべての皆さんと、これを聞いている世界中のすべての皆さんに対して、広島の廃虚の中で私が聞いた言葉をくり返したいと思います。「あきらめるな! (がれきを)押し続けろ! 動き続けろ! 光が見えるだろう? そこに向かってはって行け」

 今夜、私たちがオスロの街をたいまつをともして行進するにあたり、核の恐怖の闇夜からお互いを救い出しましょう。どのような障害に直面しようとも、私たちは動き続け、前に進み続け、この光を分かち合い続けます。この光は、この一つの尊い世界が生き続けるための私たちの情熱であり、誓いなのです。
posted by m_ochiai at 21:47| 兵庫 ☁| Comment(0) | 平和 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月11日

9.11テロから11年

16年前のこの日、センタービルに飛行機が飛び込んだ映像は今もはっきり覚えている。
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「なに、これ!」頭が真っ白になるくらいの衝撃。
その後、ペンタゴンへ飛行機が激突などいろいろな情報が入ってくる。
たくさんの方がお亡くなりになった。
お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りします。

テロのあと、「テロを許してはならない」とアメリカはアフガニスタンに侵攻し、
2002年には、イラン、イラク、北朝鮮を「悪の枢軸」と決めつた。
2003年にはイラクにテロの濡れ衣を着せて侵攻。

その後テロはなくなるどころかISが席捲
欧米はもちろん、世界各地でテロが発生。

北朝鮮は「イラクが核兵器を持っていなかったからアメリカにやられた」と思っている。
それが北朝鮮が核武装・ミサイル開発をする理由だ。

核武装・ミサイル開発が自国の平和を守るために無益なものだと分からせることが必要。
お互いをリスペクトし、歩み寄り、話し合う。
スイスはその場の提供を申し出ている。
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/09/post-8379.php

何も恐れてはいけない、信じることが大事。

そして、テロの根本原因は何かを考えること。
それは、多分私たちの暮らしと考え方、感情のうつし絵だろう。

posted by m_ochiai at 06:56| 兵庫 ☁| Comment(0) | 平和 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月29日

殺人ロボット

今、日本のAI技術は世界のトップクラスですが、あと数年すると中国が世界一になるだろうと言われています。そして第2位は、中国からの技術援助が取り付けられる北朝鮮ではないかと思われます。

「ロボット兵器が戦争を変える」という番組が以前ありました。
http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3407/1.html

実際にアメリカでは既に使われていて、兵士は戦場ではなくコントロール室から画面を見て、敵兵だけではなく市民までもゲーム感覚で撃ち殺していきます。
本当に怖い時代になった、倫理問題として早く取り上げないといけないと思っていましたが、殺人ロボット、殺人ドローンなどの規制を話し合う初の国連専門家会議が延期されたのですね。
残念です。
無人機メーカーは増える一方です。
それと比例して関係のない人々が殺されていく嫌な世の中です。

posted by m_ochiai at 22:13| 兵庫 ☁| Comment(0) | 平和 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月10日

憲法改正ではなく、教育費無償化を急げ

教育基本法で国公立の義務教育の授業料は徴収しないと決められています。
じゃあ教育費はタダなのかというと違います。
授業料以外にも校外学習や修学旅行、給食など学校学習の場で必要な費用があります。
また塾などに行くとその費用もかかります。

高校ではどうでしょう?
高校も国公立の授業料は所得制限はありますが、国公立の授業料は無料、私学も国公立なみに支援、所得の低い場合は1.5〜2.5倍支援されています。

しかし、授業料を除く3年間でかかる学校教育費の合計金額は、
公立高校 69.3万円
私立高校 216.7万円
※公立・私立ともに「高等学校等修学支援金」を差し引いた金額

学校外活動費、参考書代や通信教育、学習塾などの代金、机やパソコン、スポーツ用具などの購入費、または博物館や映画館など教養を身につけるために使う3年間の平均金額。
公立高校に通う生徒 平均46.7万円
私立高校に通う生徒 平均73.4万円 

これ以外にも受験料や入学金もかかります。

大学在学中にかかる授業料・設備施設納付額+入学金の目安は
国立大    2,143,200+282,000
公立大    2,151,236+393,426
私立大文系  3,616,964+242,579
私立大理系  4,955,188+262,436
私立大医歯系 21,412,554+1,038,128

そのほかにも毎月の生活費が
自宅生 約3万3000円
自宅外・学寮生 約6万8000円
自宅外・下宿生 約8万6000円

かかります。
いかがでしょうか?

教育の機会均等などと言いながら、低所得者には到底無理な金額と思いませんか?

憲法には、
第二十三条 学問の自由は、これを保障する。

第二十六条 すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。
2  すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。義務教育は、これを無償とする。

とあります。
これを補完するために教育基本法があるのですが、
安倍首相が言う高等教育を無償化するために憲法を変えなければいけないというのは唐突です。
憲法を変えなくても法律で対応できるし、今すぐにでも対応すべき問題なのです。

今の教育の状態は、国が支出する教育費に関して日本は先進国の中でも最下位なのです。
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http://editor.fem.jp/blog/より

「幼児から大学などの高等教育までの教育無償化を憲法改正の優先項目にする」と言い出したのですから、安倍首相はすぐにでも立法処置をすべきです。
憲法改正なんて待っていたらいつのことになるかもしれません。

だって、国民は「教育無償化」があなたの卑劣な手法であることはとっくに見抜いているのですから。

憲法を変えなければ無償化できないことはない!
思い立ったら今すぐ、議員の皆さん教育費の無償化頑張ってください。

教育は国の礎を作るものです。
授業料だけなんてケチくさいことを言わないで、教育費を全部カバーしていただきたいものです。

未来にツケを残す?
いえ、未来に希望を作るのですから。
よろしくね

参考:
http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa03/gakushuuhi/kekka/k_detail/__icsFiles/afieldfile/2014/01/10/1343235_2.pdfより
http://benesse.jp/kyouiku/201411/20141110-5.html
https://manabi.benesse.ne.jp/parent/okane/02/page2.html
posted by m_ochiai at 08:20| 兵庫 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 平和 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月05日

憲法改正について考えたこと

5月3日は憲法施行70周年を迎えました。
しかし、安倍首相らによって憲法は危機を迎えています。

「2020年に新憲法」と首相は表明しました。 
そのスケジュールは、2020年だから、
今年中には、テロ等対策法を可決し、
特定秘密法、安全保障法、テロ等対策法で
戦前と同じように情報を操作し、隠蔽をし、
自由にモノを言えない雰囲気を作り、
国民投票の時には憲法改正が必要なように思わせるでしょう。

安倍首相の二つのムチからもわかるように
「無知」・・・歴史を知らない
 押しつけ憲法だと思い込み、ポツダム宣言も加害責任も分かっていません。
 立憲主義、民主主義がわかっていません。
 「私は立法府の長」発言
「無恥」・・・恥を知らないから、すり替えやごまかし、きべんのかず

この二つの「ムチ」の合わせ技ですから、ひどいですよ。
「戦後レジュームからの脱却」と言いながら、米国追従、平和主義を潰す「集団的自衛権」「戦争法」
「丁寧な説明」と言いながら「強行採決」
「美しい国日本」と言いながら「人からコンクリート」「原発再稼働」
そして、憲法改悪。
「国民主権」「基本的人権」「平和主義」という特徴を無くしてしまって、
せっかく私たちが獲得した自由や平和、平等の権利を反故にして
昔が良かったでしょう!
昔の日本人は素晴らしかったでしょう!
そう、戻ろう昔に!とそそのかして
本当に昔にタイムトリップするつもりです。

それは、安倍首相のおじいさんの岸信介の時代の考え方ですよ!

衆参3分の2以上の議席があるうちに発議し、国民投票に持ち込むつもりです。
与党の改憲案をしっかり調べ、理解して、周りの人に伝えられるようになりましょう。
そして、次の衆議院選挙は絶対に与党とその補完勢力に勝たせてはいけないのです。

安倍首相は以前国会答弁で「憲法で国家権力を縛るというのは絶対王政時代の旧い考え方」との珍説を披露しています。
その首相が2020年憲法改正という目標を明言しているのですから、任せては置けませんね。
憲法改正云々言う前にまず憲法と立憲主義の勉強をしていただきたいと思います。
そしてこのような首相の下での憲法改正は危険極まりないことですので、みんなで阻止しましょう。sho_fj.jpg


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2016年11月23日

この世界の片隅に

今日神戸市立博物館で開催の松方コレクションを観た後に、食事。食事したのがシネ・リーブルの2階。
なんと上映時間の5分前にシネ・リーブルの「この世界の片隅に」の看板の前に立っていた。
それで、衝動的に観ることにした。
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間違いなく観て良かった。

のん(本名能年玲奈)の広島弁がぼ〜としたすずとマッチし可愛かった。
のんのふんわかぼ〜っとした声が「この世界の片隅」で生きている一人ひとりの暮らしを押しつぶす戦争と好対照。
終盤、涙なくては見られません。

戦争は怖い。ダメです。
必要なものがみんなあるのが平和の中の暮らし。

深く心に響く映画です。先々週の土曜日(11/12)から全国で上映が始まった「この世界の片隅に」。

あらすじは、戦争前後の絵を書くのが大好きなちょっとぼ〜としているけれど普通の女性すずの日常を通して子ども時代から結婚し、嫁ぎ先での暮らしなどを描いた映画。
ところは広島と呉。
呉の昔の街並みをそのまま再現し、戦争の実情を伝え描いている。

戦争と平和については深く考えさせる秀逸な映画だ。
そういう意味では、多くの皆さんに是非みていただきたい映画。

http://konosekai.jp
http://mainichi.jp/articles/20161021/ddl/k34/200/587000c
posted by m_ochiai at 00:07| 兵庫 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 平和 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月21日

護憲、改憲について意見を戦わせよう!

8月11日付朝日新聞のオピニオン(声 どう思いますか)掲載の投稿
「改憲派から護憲派へ3点質問」
http://news.asahi.com/c/agmXaHwltYoRjFal

■改憲派から護憲派へ3点質問 
      無職 鈴木博(愛知県 83)

 参院選の結果、憲法改正の議論が本格化しそうです。しかし、これまでの議論は改憲派と護憲派の意見がかみ合わないまま推移しているのではないでしょうか。両派の間で質問と回答を重ねる議論が必要と考えます。まず、改憲派の私から護憲派のみなさんに質問させていただきます。

と3つの質問があり、 ぜひ護憲派の方々のご意見を伺いたい。とあった。

 
護憲派と改憲派がお互いに話し合って共有できる点や相違点を知り、お互いの相手を尊重しながら歩み寄ることは必要だと思っています。
私もこの質問に対して、考えてみました。

質問(1)
戦争放棄や戦力の不保持が9条に定められているが、それだけで日本は戦争を仕掛けられたり戦争に巻き込まれたりしないという根拠はあるか。

私の答え(1)いいえありません。
しかし、憲法の理念に基づいた具体的な外交や安全保障政策を通じて、平和憲法の理念は現実のものとして作り上げられていくものだと思います。
それが、世界的に知られれば、美姫を持たず、戦わないという相手に対して戦争を仕掛ける国は非難されるだろうし、国際的に孤立することは自明の理です。
それを犯してまで攻撃をするとは考えられません。

だから、私たちは官民協同で、たゆまず平和に対する努力が必要なのです。そして憲法9条の理念を国際的に広げる責務を有していると思っています。

質問(2)
改憲派の「日本が第2次大戦後、戦争をせずにこられたのは、日米安保体制や自衛隊の存在のおかげ」という意見をどう思うか。この考えを否定されるなら、平和を維持できた理由をどう考えているか。

私の答え(2)
平和が続いたことはいろいろな要素があったと思います。
その中には、日本の平和が日米安保体制によった時代もあったでしょうし、自衛隊がいるから安心できたこともあるかもしれませんが、憲法9条がなければ朝鮮戦争やベトナム戦争に巻き込まれ、日本の若者も血を流していたのではないかという可能性もあったわけです。

平和を維持できたのは戦争で辛苦を味わった方々の絶対戦争をしてはならないという思いだと思います。
この思いを継承して来た人々の努力、そして今後も平和の理念は継承していかないといけないと思います。

質問(3)
日本の近隣には核武装を進める北朝鮮や、南シナ海や東シナ海で覇権をうかがう中国がいる。こうした国々の覇権主義的な行動を止めるには、対話のほか、抑止力として一定の軍事力も必要ではないのか。

私の答え(3)
北朝鮮の核実験屋、中国の海洋政策、何をするかわからないと不安をあおる材料がいっぱいあります。
しかし、現実に立ち返ると国際社会の中でルールを守らないことが、未来の立場を悪くすることは両国とも知っているはずです。それを押し切ってまで無謀な行動に出ることはなく、威嚇、もしくは虚勢と考えたほうがよさそうです。
それを、相手に乗せられて軍事力を増大させ軍拡競争をすることは、見えざる軍産産業を利すだけです。
日本が「戦力」を整備することは、かえって紛争の危険を高め、地域の緊張を高めるものと考えます。

軍隊を持つか否かという硬直した二者択一から、どのような安全保障が私たちが望む平和につながるのか、シャベリバやタウンミーティングのような形で議論される場が開催されればいいと思います。
身近でも井戸端会議でこのテーマをみんなで考えしゃべるのもいい。

憲法改正や日米安保、北朝鮮や中国の動きについて何となくモヤモヤ、疑問に思っているけど声に出して言えない人も多くいるのではないでしょうか?
お互いの意見を聞いて歩み寄ることが解決に近づく一歩と思います(*^^)v
それが日本の民主主義に貢献すると思います。

みなさんのご意見をお待ちしています。
posted by m_ochiai at 21:39| 兵庫 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 平和 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月20日

沖縄の米軍関係者による事件

沖縄で女性遺体発見。
米軍族の男に殺されたとみられる。
米軍関係の痛ましい事件、事故は後を絶たない
72年から2012年の沖縄での米軍関係者の犯罪は5801件もある。
不平等な日米地位協定で、何度沖縄の皆さんが泣かされてきたかと思うと胸が痛む。

政府・与党内からは、オバマ大統領の広島訪問前、そして参議院選挙前の「最悪のタイミング」との声。
米国に媚びを売ろうとしている情けない声だ。

オバマ大統領に広島の原爆の悲惨な実相と沖縄の悲惨な現状、不平等な日米地位協定の実体を見てもらい、米国民に知ってもらえばいい。
殺された女性の、そして広島、沖縄の無念を知り、戦争の悲惨さを知ってもらえばいい。

日本が世界平和に貢献するために、日米安保、日米地位協定、そして今までの不平等な密約をすべて見直すチャンスではないか。
日本は中立で戦争をしない平和国家だと宣言すればいい。
中立な平和国家だからこそ、世界平和をリードできる。

基地問題も米軍関係者による事故・事件もこれらの問題に真摯に取り組む政治家が現れたら変わるだろう。
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「強い○○」の言葉が好きな、弱腰の米国追随内閣には任せられない。
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posted by m_ochiai at 02:01| 兵庫 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 平和 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする