今日は冬至
かぼちゃと柚
かぼちゃはいとこ煮にしました。
缶詰のあずきは使わないで、一から煮て作りました。
レシピは
あずき 1カップ
かぼちゃ 3分の4(約1キログラム)
砂糖(ざらめ) カップ3分の1強
酒 大さじ2
みりん 大さじ2
醤油 大さじ2
塩 少々
小豆を2回煮こぼして、5カップの水から8分通り柔らかくなるまで煮て、砂糖を入れ、2〜3センチ角に切ったかぼちゃを入れて、コトコト煮ます。だいたい出来上がった頃に酒、みりん、醤油を入れて、最後に塩で味を整えます。
出来上がりです。
柚はゆず湯で楽しみましょう
日刊✩こよみのページ2017.12.22号より
当時について面白い記事がありましたので転載します。
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ここより転載===========
『暦のこぼれ話』
□天正冬至(てんせいとうじ)
今日は冬至です。
冬至は昼間の時間が最短となる日。
この日が過ぎると少しずつ昼の時間が長くなることから、陽気の始めて生ずる日とされます。
生じ始めたばかりの陽気ですので、静かに静かに見守ってやる必要があるというので、この日は労働を控え安静にし、閉戸黙座して公事でなければ外出を控えて、この生まれたばかりの陽気を、そっと養う日とされていました。
まあ、どこまでこのことが守られたかは定かでありませんけれど。
◇暦における冬至
冬至は二十四節気の一つ。太陽が黄道上の黄経 270度という位置を通過する日です。冬至は、中国に生まれ、日本に伝わった太陰太陽暦(いわゆる旧暦の暦)では「十一月中」と呼ばれ、冬至を含む月が「十一月」となります。
冬至は太陽が南中する時に作る物の影(日影)の長さが一年でもっとも長くなる日でしたので、昔はこの日影の最長となる時刻を観測から求めて冬至の日と時刻を求め、冬至と次の冬至の長さを測って一太陽年の長さを決定しました。
一年の長さを測る起点となる冬至ですから、その後、暦の上の冬至の日時を計算で求めるようになっても、計算の起点となるのは、この冬至の日時。暦を作るために最初に行うことは、前年の冬至(正月の直前のにある冬至)の瞬間の日時とその瞬間を求めることでした。
暦にとっては、冬至は単なる二十四節気の一つというものではなく、二十四節気の起点、一年の起点となるもっとも重要なものだったということが出来るでしょう。
◇天正冬至
暦の計算は、前年の冬至の日時を求めるところから計算が始まると云いましたが、この冬至のことを「天正冬至(てんせいとうじ)」と言います。
中国生まれの太陰太陽暦では、十一月中(冬至)、十二月中(大寒)、一月中(雨水)を含む三つの暦月はそれぞれ一年最初の月である「正月」となる資格を持った月と考えられました。
伝承によれば、雨水を含む月(寅の月)は夏の時代の正月、大寒を含む月(丑の月)は殷の時代の正月、冬至を含む月(子の月)は周の時代の正月であったとされていました。冬至を含む月はゆえに「周正(周の正月)」と呼ばれました。また、この三つの正月を「天地人」にそれぞれなぞらえ天正、地正、人正とも呼びます。冬至を含む月は「天正」でしたので、ここから暦の計算となる冬至のことを
天正冬至 と呼ぶようになりました。
完成した暦にとっては正月が一年最初の月ですが、その正月は子の月であった時代もあれば丑の月、寅の月であった時代もありました(伝承では)が、暦の上の正月の月が変わっても、暦を作る起点が「天正冬至」であったことはかわりがありませんでした。
今日は冬至。
暦が天正冬至の計算から始まることから考えれば、冬至の日である今日は、暦の誕生日のようなものですね。
転載ここまで========
ゆるりとした時間はコトコトと煮る煮物の匂いから味わえますね。
posted by m_ochiai at 12:01| 兵庫 ☀|
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