2025年08月09日

長崎の原爆が投下された日に思う

今日は長崎に原爆が落とされてから80年

昨日友人と話していて、命ってかけがいのないものだと改めて思いました。

その話はここから始まります。

お釈迦様の言葉に
「ケシの実に大千世界(だいせんせかい)を入れても狭からず、広からず」というのがあります。
それはどういうことかわかる?

アンパンの上についている小さなケシの実に大千世界がぴったり入る?
えっ、何のこと?
と思いますよね。

その答えは、

ちとつぶのケシの種にはその親がいて、またその親がいます、
その親たちが育つには大地があって、水があって、太陽の光があって、空気があって栄養があってと無数の縁が結ばれて続いてきています。
地球、月、太陽、太陽系、銀河系、・・・大千世界と果てしなく時間を超えて続いていきます。

どの縁が尽きてもこの一粒の種はありません。

ケシひと粒に、果てしない過去と、永遠の未来と、大宇宙がおさまっているから、ケシの実に大千世界を入れても狭からず、広からずとお釈迦さまはいわれています。

そうなんです。

私たちの命も同じですね。

私が、呼吸をし、大地を踏むことができるのは、大気があり、水があり、大地があるからです。
大宇宙があるからこそ、この大地を踏むことができるのです。
ですから、私が今、ここに生きているということに大宇宙のすべてがおさまっているのです。
「あなたという存在は、大宇宙と、その歴史と未来が全部おさまっているかけがえのない存在なのだよ」と、お釈迦さまはおっしゃっているのです。

ですからこのかけがいのない命を「殺すなかれ」なのです。

今も世界のあちこちで続いている殺し合い。
核で抑止する未来はありません。
人類は命の大切さを学ぶべきです。


今日は長崎に原爆が投下され多くの苦しみを生み出した日。
このような苦しみが二度と起きないように平和について、
日本国憲法のすばらしさについて語っていきたいと思います。

合掌

posted by m_ochiai at 09:38| Comment(0) | TrackBack(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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