トランプ米大統領は現地時間20日午前8時、ヘリコプターでホワイトハウスを出発し、メリーランド州のアンドリュー空軍基地で退任式を行った。
その後、邸宅のあるフロリダ州に向かった。
「素晴らしい4年間で、いろいろなことを成し遂げた」「世界史上最も偉大な経済を確立した」と自画自賛の退任のあいさつ。
トランプ大統領は、イエスマンを集め、自らに反対するものを排除。
アメリカ国民ではなく支持者(MY PEOPLE)のための政治を行い、国民間の分断をさらに表面に浮き上がらせた。
大統領がすべきことは分断の象徴になることではなく、修復の実践、政策を行うことだ。
しかし、アメリカファストを宣言し、国際協調を無視し、核の脅威も広げた。
新型コロナ対策でも「99%は完全に無害」や「消毒液を注射してみてはどうか」などフェイクのオンパレード。
感染対策よりも経済を優先し、世界でナンバー1のバッド国になった。
Twitterを使って平然と嘘を突き通し、個人の攻撃をやめない。
Twitter社がトランプ氏のアカウントを永久に認めないと発表。
現職大統領が後任の就任式を欠席するのは、南北戦争後の1869年のアンドリュー・ジョンソン氏以来となる。
就任式は限界な監視のもと厳かに行われた。
このアメリカがバイデン新大統領によってどのように修復されるのか、みていきたい。
2021年01月21日
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