2021年01月16日

感染症と歴史から考えた

14世紀にヨーロッパで流行ったペストはパンデミックを起こした。
その影響は、人口の大幅な減少による労働力不足。
ペストを止められなかったため教会の権威は失墜。
様々な社会変革を起こり、封建社会がガラガラと崩れ去った。

やがて宗教改革のきっかけとなり、ルネッサンスが生まれた。


感染症と人間の闘いは、農業が始まり、備蓄ができ、定住が進み、家畜を飼い、人と動物の距離が縮まり、一機に増えた。
そして今、半世紀ほどの間に新興感染症が毎年のように報告される。

道路やダムの開発による熱帯雨林の縮小により野生動物と人の距離が近づいた。
鉄道や船、飛行機などの移動手段はグローバル化を進め、都市の巨大化は密集を進めた。
その結果、感染は瞬く間に広がるようになった。

ウイルスはいつの時代も存在しているが、パンデミックになるかどうかは人間側の要因で決まる。

このパンデミックで人間は今ある状況を把握し、本来人間はどうあるべきかを検証すべきだ。
省みることがなく、傲慢にやり過ごせば、また次の感染症やパンデミックがやってくるだろう。

政治も経済も自分たちが今ここにいることができるのは何かを知るべきだろう。


耐性菌でもわかるように、攻撃すれば相手も強くなろうとする。
強制的に力で封じ込めに成功しても、その社会の弱点をつき、次なるウイルスが出てくる。
闘うのではなく、ウイルスを社会に取り込んでいくという感覚が必要なのだ。
柔軟に対応できる復元力のある社会が望まれる。

『感染拡大を防げ』というメッセージだけではなく、中長期の見通しとその理由、共感力のある不安を拭い去る説明をしてほしいと国民は感じているだろう。

まずは、地球環境を整え、野生生物との共生環境を作っていくこと
行動はグローバルからローカルへ
世界共通の平和のための哲学・思想・倫理の醸成を

行き過ぎたインターネット依存より目の前の現物を大事にしたいものだ。



posted by m_ochiai at 14:57| Comment(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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