次の日、湊川市場まで行って魚屋さんをのぞいてみました。
9時半になってもまだ入荷していなくて、「いつ着くかもわからないという状態よ」と魚屋さんのお姉ちゃんの話でした。
一軒だけ売り始めている店があったので、行列の最後尾につきました。
「キロ4000円は高いね」「それに今年は遅かったから大きいわ」「これじゃ贈れんわね」と言いながら行列の人とおしゃべり。
予約の人は別に取り置きしているのですが、予約のない人は、行列の最後の方の人は当たらんかもとおじさんは言っていました。
前の人は6キロ。その前の人も6キロ。私は家族とどうしても楽しみにしている息子の先輩の分と親戚に少々お裾分け分で3キロ。
家に帰ってすぐ調理に取り掛かりました。
泡がふつふつと沸いて、泡で炊いているのです。
扇風機で冷まして、出来上がりです。
毎年10キロくらい炊いているので、今年はあっという間に終わりました。
炊きあがって試食。
やっぱり家で炊いたのはふんわりしていておいしい。
でもこんなに高騰しているのではもう気軽に作れません。
義母が作ってあちこちに配っていた20年前は200〜400円くらいだったと思います。
大なべを鍋が壊死していた義母の姿を思い出します。
2月に亡くなった夫も大好物で、仏前に供えました。
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