その人たちのために、釈尊は「雑法藏経」というお経の中で「財力や智慧が無くても七つの施しが出来る」ことを教えておられます。
これが、「無財の七施」です。
今日これを教えてくださった方がいて、なるほどと思いました。
一、眼施(慈眼施)…優しいまなざし
二、和顔施(和顔悦色施)…いつもニコニコ
三、愛語施(言辞施)…思いやりのこもった言葉
四、身施(捨身施)…体で奉仕する
五、心施(心慮施)…自分以外のものの為に心を配り、気遣う
六、壮座施…席や立場を他人に譲る
七、房舎施…雨や風をしのぐ所を与える
が七施です。
利他の心が大事なんですね。
つい自分本位になりがちな世の中、大切な体を与えていただいているのですから、これを使って周りを明るくしていけば本当に幸せを感じられますよね。周りにも最強の運気をもたらすことになります。
沈まないで明るく過ごしましょう、と思いました。
これを教えてくださった方は、「最強のあいさつおじさんになる」と張り切っておられました。
いろいろつらいことが多かった一年ですが、心は明るく乗り切って、新年を迎えたいと思います。