2018年01月28日

「いただきます」って何?

食事の前に私たちは「いただきます」と言います。
英語では「Let us eat」しかなくその奥深くになるものは訳せないそうです。

この頃は「いただきますって必要?」なんていう人もいます。

「いただきます」とは「命をいただきます」ということ。

では「命」とは食べ物の命だけでしょうか?

ハッとさせられた話があります。
ぜひお読みください。

「自炊男子〜
 『人生で大切なこと』が見つかる物語」

 の中に出てくるお話です。

http://www.gendaishorin.co.jp/book/b89095.html

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「いただきます」「ごちそうさま」を
なぜ言わなければならないか
分かりますか?

「いただきます」の意味の一つは、
「作ってくれた人の命をいただく」
ということです。

命とは時間です。

ある人が80歳で
亡くなったとしましょう。

ということは、
80年間という時間が、
その人の命だということです。

今朝、みなさんのお母さんは、
30分かけて朝ご飯を作りました。

今日の夕食、お母さんは、
1時間かけて夕ご飯を作ります。

その朝ご飯には
お母さんの30分ぶんの命、
夕ご飯には
1時間分の命が
込められているのです。

みなさんが生まれてから
今日までの間、
お母さん、お父さんは、
自分の命の時間を使って、
みなさんを食べさせてきたのです。

そして、
これから親元を離れるまで、
ずっと、みなさんは、
お母さん、お父さんの
命の時間を食べていくわけです。

「いただきます」の意味の一つは、
「作ってくれた人の命をいただく」
ということです。

食べ物を粗末にすることは、
作ってくれた人の命を
粗末にすることです。

心を込めて、
「いただきます」「ごちそうさま」
を言いましょう。

食べ物を作ってくれた人に
感謝の気持ちを
忘れないようにしましょう。

出典:「自炊男子〜
    『人生で大切なこと』が見つかる物語」
   佐藤剛史 著 / 現代書林
89095.jpg


posted by m_ochiai at 09:31| 兵庫 ☁| Comment(0) | 農業・食育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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