8月30日山口地裁において6年8ヶ月に及ぶスラップ裁判が和解しました。
上関原発の埋立工事を妨害したと2009年に中電から、祝島島民2名、カヤック隊2名の計4名が、中国電力から4800万円の損害賠償を請求された裁判です。
これは明らかに、市民の声を、企業や権力が、一般市民には支払えないくらいの多額のお金を払えと損害賠償請求するという脅しをかけて、裁判という時間的な拘束で疲労させて、市民運動を潰すことを目的とした訴訟。いわゆるSLAPP(スラップ)訴訟です。
アメリカなどでは、裁判がスラップ訴訟だったということが分かった時点で、その訴訟は無効にされます。
今回和解に至りました。
和解内容は、
賠償金は一円も払わない。
反対の表現行動は自由。
などで、勝訴判決に匹敵します。
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4人の被告の皆さん、弁護団の皆さん、応援してくださった皆さん、良かったですね。
国の原発政策を改めさせて、上関原発の廃止のために今後も頑張りましょう!
さらに運動の輪を広げていきましょう!
2016年08月30日
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