最後のセリフをうろ覚えで、昨日の映画「相棒V絶海の孤島」の最後のシーンに感動したことを書きましたが、高木善之さんが教えてくださいました。
ここから転載========
自衛隊の生物兵器を盗んで備蓄していた犯人は、自衛隊OBの愛国者たちだった。
最後のシーン、
逮捕された首謀者と杉下右京、甲斐淳との対話
犯人「私はテロリストではない。あくまで防衛のためだ」
甲斐「防衛のためなら、禁止されている化学兵器が必要ですか」
犯人「なら聞くが、なぜ核兵器は持っていい国と悪い国があるんだ。
矛盾だらけの世界で、我々に許されているのは防衛だけだ。
その防衛のために必要なことをやっているのだ」
杉下「あなたのような人はいつか核兵器を持つでしょうね」
犯人「もちろん。核兵器以上に平和を担保できる武器は他にない」
杉下「核兵器で担保される平和は、もろい危ういものだと思いますがね」
甲斐「人は誤りを犯します。犯した誤りは償えばいい。
しかし核兵器を使った誤りは、どう償えるんですか」
犯人「あなた方は、重い病に侵されている。平和ボケという悲しい病いに」
杉下「あなたの方こそ犯されてますよ。国防という流行(はやり)病いに」
エピローグ
杉下「そもそもなぜ人は戦うのでしょう。大切なものを守るために戦い、
自分の命を失うことも、相手の命を奪うこともある。
それによってまた新たな戦いが起き、命の奪い合いが続く。
所詮、命のやり取りによって大切なものを守るという行為は、
大いなる矛盾なのです。どこかに出口はないものでしょうかね。
矛盾のない晴れやかな出口が」
甲斐「杉下さん」
杉下「はい?」
甲斐「きっとありますよ。出口、ありますよ」
杉下「そう、信じたいですね」
転載ここまで============
いまの安倍政権は、まさにこの流行病「国防病」に侵されています。
戦争法案を通そうとしています。
平和、基本的人権民主主義を実現する日本国憲法を変えようとしています。
国民にまで伝染しつつある「国防病」を治す方法は、「非対立」「平和の三原則」「MM」。
日々の生活の積み重ねが「自由・平等・平和で幸せな未来」を引き寄せるのでしょうね。
2015年04月20日
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