2023年02月24日

時間は存在しない

天才物理学者のカルロ・ロヴェッリが書いた『時間は存在しない』

私たちは時間は存在すると感じるが、
カルロ・ロヴェッリは、
「物理学的に時間は存在しない」と展開

えっ、そうなん? 面白そうと、カルロの本を読み始めた

『時間は存在しない』
1章からぶっ飛んでいるというか、のめりこむほどのすごさ!


平地と山の上の時間では、平地がゆっくりで山の上はさっさと流れる。
時計だけではなく、事柄の進展も平地の方がゆっくりだという。


そういえばアインシュタインが一般相対性理論で
時間が至るところで一様に経過するわけではないとしていた。

例えば、恋人同士のデートの時間は短く感じ、お説教は長く感じる。

うむうむ(^_-)-☆

コペルニクスの天動説のように、時間は存在しない。

単一の時間というものは存在しない。


第6章では、世界は、物ではなく出来事でできている。

ということだ。


考えるにこれは、
仏教でいうとことの「無我」「無常」である。

因縁和合して物ができたように思えるが、縁が離れると素粒子になる。

言葉を持って語ろうとするときには、
過去・現在・未来はあるが、
普遍的な時間は存在しないのだから不可説なのだ。

こう書いていくと全くもって仏教的だなぁと思う。
2600年前にお釈迦様はこんなことまで明らかにされていたのだ。
もちろん宇宙のこともあきらかにされている。
すごいなぁ「仏教」と思う。

アインシュタインは
「現代科学に欠けているものを埋め合わせてくれる宗教があるとすれば、それは「仏教」です」
と言っている。


もう少し、読み進めていこう(^^)/

posted by m_ochiai at 16:58| Comment(0) | TrackBack(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする