2021年10月26日

業界(ごうかい)

「自分は職場の雰囲気を楽しくしたいので笑顔で語りかけているけど、とってもつっけんどんな態度の上司。みんなも雰囲気が悪いので嫌っている。この嫌な人と一緒に仕事をしなければならないのが悩み。お釈迦様ならどうお答えされますか?」

と、仏教講師に尋ねました。


すると「業界(ごうかい)」のお話をしてくださいました。

「体の行い(身業)、口の行い(口業)、心の行い(意業)の三業によって、一人一人別の世界に生きているんですよ」

「同じところにいても別の世界なんですか?」
不可思議すぎて、分かったような分からんような、頭はしばし混乱。

「Aさんと、Bさん、Cさんは同じ場所にいるようでも違う「業界(ごうかい)」で生きているんですよ」
と、詳しい事例を示してくださいました。
(これ省略)

「なるほど、業界が違うから分かり合えないのですね」
(すごく納得)


別々の世界に生きている人が分かりあえることは不可能。
少しでも近づくために、自分の「ものさし」を抜いて相手の立場で考える。
と言っても、業が違うのだから想像の域を超えない。
ある意味、いくら「ものさし」を抜いても自分の思い込みの相手の立場である。
相手に良かれと思っていることも、凡知の私がするのだからとんでもないことであることもある・・・

別の世界に生きている人に善など、できっこない。
でも、分からないからしないのではなく、自分で良かれと思うことをしていこう。
それは、たぶん自分が一番楽しいこと、うれしいことじゃないかなぁ。

だから、その人が嫌なら会わないようにするとか、
自分の居心地をよくするために、嫌いな上司のことを陰でほめるとか
(まわりまわって上司に聞こえると少しは関係が改善するかも)
自分の「業界」を知ってもらうために単刀直入に、自分の思いを申し入れるとか
いろんな方法が見えてきます。


「一人一人がそれぞれの「業界」で別々の世界に住んでいることが分かると、どうすればいいか見えてきそうですね(^^)/」

「今日も楽しい仏教講座でした(^^♪
先生、ありがとうございましたm(__)m」「合掌」

こんな感じの仏教講座でした。

お釈迦様は対機説法と言って相手に合わせてお教えてくださり、それが7000余巻にもなったというのですからやはり仏ですね。
すごい!

#仏教 ♯悩み
posted by m_ochiai at 23:58| Comment(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月03日

怒りの感情

NHKのBSプレミアムの「ヒューマニエンㇲ」という番組が好きで、よく見ています。
先週は怒りについての内容でした。
動物にも怒りはありますが、人間の怒りと少し違うようです。
例えばチンパンジーやゴリラは群れの仲間同士けんかしても後はハグして和解するようです。

人間は、1万2千年前に農耕、牧畜で定住し縄張りを広げるようになってから、仲間と結束して共感力で自分たち以外の人たちに対する怒りが強くなったようです。

怒りは社会改革をもたらし、戦争では大量殺戮を行うようになりました。

結局のところ自分は正しいと思い込み、思い通りにならないことを怒り、時には言葉や力の暴力で解決しようというものです。

しかし、それは解決にはならず、もっとひどい状態に持っていくことも多々あります。

怒りをコントロールする方法は、
1.怒りは、左頭部が活性化するので反対に、左手をにぎにぎする
2.寝転ぶ(多分、心を開いて忘れる動作かな)
3.どうして怒っているのか具体的に紙の書き出し、ぐしゃぐしゃと丸めてごみ箱のポイッと捨てる

と、俯瞰して状況や感情を客観的に見るのが有効なようです。

仏教の3大煩悩は、貪欲(とんよく)、瞋恚(しんに)、愚痴(ぐち)ですが、瞋恚は怒りのことです。

瞋恚は仏教の根幹「因果の道理」が分かれば、懺悔と感謝、努力に変わります。
怒りの原因は私であり、「私が悪かった」と思えば、心がすっきり楽になります。

懺悔の深さで悪因を作る間隔が長くなってきます。

蒔かぬ種ははえぬ。「自因自果」が100%なのに、うぬぼれの強い人間は、自分を否定することができません。

法鏡に心を映し、光に向かって、努力と懺悔、自分を見せていただいたことに感謝をしていきたいと思います。


posted by m_ochiai at 16:18| Comment(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする