2021年07月21日

「進化」の本質は「多様化」

地球は46億年前に誕生し、
最初の生命は35億年前単細胞生物(バクテリア)から始まり、
「進化」して、人類まで続いてきた。

この歴史を見ると
「進化」とは、新たなものが生まれ、
古いものが消えていくことではなく
「多様化」していくことだ分かる。


「多様化」とは、可能性を広げること。

可能性を閉じないためにも、自然に身を任せることが大事だと思う。


江戸時代三条大地震の時、良寛さんがお子さんをなくした友人への見舞状

「地震は信に大変に候。野僧草庵は何事もなく、
親類中死人もなくめでたく存じ候。うちつけに、
死なば死なずに永らえて、かかる憂きめを見るがわびしさ」
続いて、
「災難に逢う時節には災難に逢うがよく候
死ぬ時節には死ぬがよく候
これはこれ災難をのがるる妙法にて候」

人として生まれたからには「生老病死」からは逃れることはできず、
あるがままを受け入れ、
その時自分ができることを一生懸命やるしかないと説かれておられる。

無常の世の中ですね。
怖がることはなく、ありのままに受け止めていきましょう。


posted by m_ochiai at 11:58| Comment(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする