2020年10月11日

米大統領・議会選

11月3日は米大統領・議会選です。
トランプ氏とバイデン氏、どちらが大統領にえらばれるでしょうか?

選挙世論調査・支持率
https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/presidential-election2020/swing-state/
これによると今はバイデン氏が優勢ですね。


「新自由主義」と「グローバリズム」が金持ちはもっと金持ちにし、貧乏人はもっと貧乏に落とし込んでいきました。

その結果、米国では金持ちのトップ50人の資産が2兆ドルになり、下位50%、1億6500万人の人々の総資産に匹敵するようになりました。

このひどい格差をなくそうとする動きが民主党大統領候補選びの過程でサンダース、エリザベス・ウオーレンの高い支持でした。
しかし、民主党既存勢力の画策によってバイデン氏が選ばれこの動きが止められました。
トランプ大統領よりましでしょうが…

新型コロナウイルスのパンデミックによって、在宅勤務ができない有色人種は失業、低賃金に甘んじ、その差は広がり、保険にも入っていないので治療が受けられない、罹患率も死亡率も高い状態になりました。

格差の修復が行われない場合、米国社会では右派左派共に過激化する傾向なので、選挙を契機に大きな混乱が起こるかもしれないですね。
日本への影響も大きいと思われます。
良くも悪くも米国の在り方は世界の隅々まで影響を与えます。
11月3日は注目ですね。
posted by m_ochiai at 21:38| Comment(0) | 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年10月08日

ゲノム編集技術がノーベル化学賞

今年のノーベル化学賞はゲノム編集技術を開発した二人の女性に決まった。

ゲノム編集とは
生命の設計図であるDNAの任意の一か所を切り取り自由自在に書き換える方法がゲノム編集技術。
ゲノム情報を編集するバイオテクノロジーであり、DNAの塩基配列を正確に変えることができる。
実際には、目的の遺伝子を切るはさみ(ゲノム編集ツール)を使って細胞の中で正確に切断し、
細胞のもつ修復機能を利用して改変するのがゲノム編集技術である。
こちらに詳しくあります。
https://www.kaku-ichi.co.jp/media/tips/technology/genome-editing-genetic-recombination


この技術は品種改良や医療への活用が期待されている。

たとえば、生産性の高い稲や身の厚い鯛、日持ちが良く糖度の高いトマト、病気の治療や薬の開発など

しかし、生命の設計が人間の意志で変えられてしまうことに倫理面での検討や特定の遺伝子を改変することによる安全性についても議論が必要である。

アメリカや日本は突然変異は自然界でも起こるから問題ないとして表示義務を必要としないとしている。
しかし、欧州司法裁では安全性に疑問があるので、ゲノム編集作物にもGMO(遺伝子組換え作物)規制適用と判断されている。

ノーベル賞の受賞を決めた王立科学アカデミーは「この技術の力は深刻な倫理的・社会的問題も提起されている。この技術が慎重に規制され、責任をもって使用されることが最も重要」と指摘した。
posted by m_ochiai at 11:36| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年10月07日

あぁ、異常!オフレコ懇談会に続きグループインタビュー

日本学術会議の任命問題で、猛批判にさらされている管首相、パンケーキおじさんは説明ができない人なんだ。
おじさんが説明したと思っている「総合的、俯瞰的な」判断を法に基づいて・・・



これ、説明になっていない、理由にならない理由ですよ!
分かっていますか!
理由は「政府にとって気に入らないことを言ったから」でしょ!
メモ見てしゃべっている。

ともかく、パンケーキおじさんは、
記者会見で説明できないから内閣記者会(官邸記者クラブ)所属のメディアの番記者を招いてオフレコ懇談会を開催。
これはおかしいと朝日新聞、東京新聞、京都新聞は出席しなかった。

続いて第2弾として、読売、日経、北海道新聞の3社だけのグループインタビュー
ほかのメディアは、インタビューの音声を、別の会見室で聞くことしかできなかった。



日本学術会議問題を質問したのは北海道新聞の記者のみ。
読売新聞の記者の質問は「政権発足から3週間経っての手応え」「外交」「東京五輪」「憲法改正」「敵基地攻撃能力の保有」、
日本経済新聞の記者が質問したのは「国際金融センター構想」「東証のシステム停止」「成長戦略」「携帯電話料金値下げ」「経済対策の編成と規模」について

またの機会に同じようなグループインタビューがあるそうだが・・・


おかしくない。


生で記者に鋭い質問をされ国民にアタフタぶりを見せたくない、口下手なおじさんなのかも。
失敗しないようにメモを読み、
よっぽどメディアが怖いのか。
だから、その前に手なずけようとパンケーキ記者育成を画策しているのか!

首相としての器を疑いたくなる。

メディアは正々堂々、その役目を果たして「ならぬものはならぬ!」と追及をしてほしいと思う。

posted by m_ochiai at 11:27| Comment(0) | 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年10月06日

日本のおかしさを外から見ると

日本の常識と思われていることは世界から見ると非常識なことが多い。

例えば、声に出さないでも内心は、
首相は何期も議員を経験した年配者でないと務まらない
女性の政治家は男性の政治家より劣る
女性は家事、育児を。だから「家内」という
内職やパートで陰から支えよ
男性は外で働く。お金を稼いで「大黒柱」「主人」という

それは日本だけ?
世界の男女格差は?

外から見た日本はどうなんだろう。

そこでオンライントークライブのお誘い。
トークライブ(オンライン)の第二弾。
 いよいよ今週10/10からです。
 今週土曜日から毎土曜日3週連続。
 テーマは『外から見た日本』です。
 ブータン、キューバ、コスタリカをご紹介します。
 GDPは決して大きくなのに、教育、医療、福祉(老後)が無料、
 貯金が無くても老後の不安がない。
 そんな国がすでにあるのです。
 まず事実を知ってください。
 ぜひ、お申込みとお誘いお願いします。
 講演会を主催するつもりで、お友だちをお誘いください。

◎10月10日(土)、17日(土)、24日(土)
 ・各14:00から(75分〜90分)
 ・Zoom参加(リアルタイム)と、youtubeで見ることもできます。

◎参加費
 ・3回まとめてお申込で割引があります♪
 ・各1回 1,500円
 ・全3回 3,000円

◎詳細とお申込み
  https://nev0.com/10onlinetalk

◎お問い合わせ
 『地球村』事務局 06-6311-0309
アドレス office@chikyumura.org

私も参加します。
よかったら最後に感想シェアの時ご挨拶いたしましょう!





posted by m_ochiai at 12:42| Comment(0) | 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

露骨な人事介入

日本学術会議新会員6名の任命拒否問題
ネット署名「 菅首相に日本学術会議会員任命拒否の撤回を求めます!」が10万筆を超えた。
http://chng.it/TkrB7nJHWv

この問題は、
多くの人はおかしいと思っている。

科学が政治に支配され戦争に利用されないように、その独立性を保証し、科学の発展が国民の生活に寄与できるようにしたものだ。

つまり、政府は任命拒否できず、内閣総理大臣の形だけの任命となっている。
そして、政治からの独立性が確保されている。
これは1982年の国会できっちり解釈が説明されているが、
またまた、この解釈を変更するために極秘で手下の内閣法務局が動いている。

もともと内閣法務局は政権の手下などではなく、
是々非々と法律を精査していたのだが、
これも強引な人事介入で変容してしまった。

安部政権を継承している管政権はさらに露骨な人事介入を重ねていくだろう。

安部政権から続く人事介入には
日銀総裁 黒田氏
内閣法務局 小松氏
NHK会長
霞が関から日銀、NHKまで人事で支配、
審議会も委員差し替え、
政権の意に会わない人間は排除を続けた。

そして科学者が育たないように、研究予算は削られ日本の科学力はどんどん落ちて、
特に、人文社会科学系、教育系は日の目を見ない。

文部科学通達:各国立大学法人に対して、「国立大学法人等の組織及び 業務全般の見直しについて」の通知を行ない、そこでは、国立大学法人の組織の見 直しにさいして「特に教員養成系学部・大学院、人文社会科学系学部・大学院については、18歳人口の減少や人材需要、教育研究水準の確保、国立大学としての役割等を踏まえ た組織見直し計画を策定し、組織の廃止や社会的要請の高い分野への転換に積極的に取り 組むよう努めることとする」

日本学術会議幹事会の声明
「これからの大学のあり方−特に教員養成・人文社会科学系のあり方−に関する議論に寄せて」
http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-23-kanji-1.pdf

この通達を見たときに、安倍政権の知性を疑った。
管政権も同様なんだと思うと、不安で胸がざわつく。
posted by m_ochiai at 12:24| Comment(0) | 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年10月04日

管首相の懇談会の参加せず、意思表明

朝日新聞の首相動静の上の小さな記事
「管首相は渋谷区のレストランで、内閣記者会に所属する記者と食事を共にする懇親会を開いた」とある。

朝日新聞の記者は、日本学術会議の新会員6人を任命拒否した説明がなされていない首相の対応が不十分なので、懇親会でお茶を濁さず、きちんと記者会見で説明すべきとして参加しなかった。

えらい!
きちんと意思表明している!

自分の意のままに人事権を行使しようとする首相にちゃんと意見を言える記者がいたことにちょっと安心。
ほかの番記者もきっちり詰めていってよね。
マスコミの力が政権によって削がれていっていることにもっと自覚が必要だと思う。

posted by m_ochiai at 13:33| Comment(0) | 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

トランプ大統領、コロナ陽性

新型コロナウイルスに感染して陸軍病院に入院したトランプ大統領。
「倦怠感はあるが気力にあふれている」とのこと。

危機管理より選挙戦を優先したためにホワイトハウスはクラスターとなってしまったようだ。

このような人が一国の大統領じゃ国の危機管理はどうなるのだろうと不安視する人は多いはず。

ブックメーカー大手スマーケッツ(公認賭け屋)の予想では、
再選を目指すトランプ大統領は、
第1回候補者討論での討論になっていない自己中の態度が問題視されたのに加え、
新型コロナウイルス感染による入院が影響している。

バイデン氏が勝つ確率は、
討論会前日の9月28日時点で56%だったが、
討論会翌日の9月30日には60%を突破、
トランプ氏が入院した2日には65%に上昇した。

トランプ氏勝利の確率はこの間、42%から30%に低下している。

11月3日にはアメリカ国民の良心が示されるだろう。
posted by m_ochiai at 13:08| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年10月03日

政治による学問の弾圧をさせてはならない

日本学術会議は210名の会員によって組織されている

内閣府の特別の機関のひとつで
総理大臣が所轄、経費は国庫負担

法律で「わが国の科学者の内外に対する代表機関」とされ、
政府から独立し、科学にかんする審議や政府に勧告をおこなう
役割は、主に
政府に対する政策提言、
国際的な活動、
科学者間ネットワークの構築、
科学の役割についての世論啓発


会員の任期は6年で、3年ごとに半数の105名を改選
今年はその半数改選の年
日本学術会議が新会員を選考し総理大臣に推薦、
それをそのまま総理大臣が任命する──という流れで進むはずだったが・・・

会員任命で安保法制や共謀罪を批判した学者6人を内閣総理大臣は拒否
拒否理由は言わない
実際、現行の制度となった2004年度以降、
日本学術会議が推薦した新会員候補が任命されなかったケースは一度もない

6人は、小沢隆一・東京慈恵会医科大教授(憲法学)▽岡田正則・早稲田大教授(行政法学)▽松宮孝明・立命館大教授(刑事法学)▽加藤陽子・東京大教授(日本近代史)らで、それぞれの分野で第一人者とみなされる人々


安倍首相の時に、
菅官房長官は国家公務員やマスコミ関係者など政府と異なる見解を持つ人を排除してきた
今回それを学者の分野まで拡大し、憲法で定める学問の自由を蹂躙する
政治介入という極めて危険な様相を示している


さかのぼること3年前、防衛省は企業や大学に対し、軍事に応用可能な基礎研究費を助成する「安全保障技術研究推進制度」予算として、16年度の6億円から18倍増となる110億円を要求した。資金提供を通じ「産学」側に軍事研究を促す姿勢を強めた。
ところが大学や日本学術会議は、3年前に確認したが軍事研究はやらないということを言って政府は言うことを聞かない
防衛省が多額の研究助成予算で持っているが、そのようなこともありあまり応募をしていない
その代わりに削られている普通の研究経費を上げろと言って政府の目の上のたんこぶになっている
政府にとってみたら、軍事研究をしろと言っているのに言うことを聞かないのが学者だと思っている
ここが本当の問題でしょう
いうことを聞かない奴は外すと言っていたので、憲法を無視した独裁政治の始まり!

これを許したら政治が科学を牛耳ることになり、戦争への道へ進むことも有りだね!
ストップさせないといけません。
2324軍事予算.jpg







posted by m_ochiai at 22:40| Comment(0) | 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする